■五十肩
正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれます。50~60歳代に多く発生し、
などの肩の痛みや可動域の制限が特徴です。はっきりした原因は不明ですが、肩関節を
支えている筋肉や靭帯の柔軟性が低下することによって、炎症を起こしていると考えられています。
■野球肩
野球肩とは、繰り返される投球動作によって引き起こされる、さまざまな肩関節障害の
総称です。筋肉や腱、靭帯、軟骨部分などで炎症が起こります。
野球以外にも、バレーボール、ハンドボール、水泳などの競技でも発生します。
■インピンジメント症候群
肩を動かす際に一定の位置で痛みや引っかかり感がある際は、このインピンジメント症候群の
疑いがあります。「インピンジメント」とは、「挟み込む」という意味であり、肩の関節の隙間に筋肉が挟まりこんでしまっているような状態です。
野球やバレーボール、テニスなどのスポーツによる肩の使い過ぎや、普段の不良姿勢、肩甲骨の動きの悪さなどが原因となります。