■足底腱膜炎

足底腱膜炎とは、踵から足の指までの「足底腱膜」という部分に炎症が起きている状態です。

長距離マラソンや繰り返されるジャンプの衝撃、長時間の立ち仕事、偏平足などが原因となって

発生します。

 

  • 歩きだしが痛い
  • 朝の1歩目が痛い
  • 運動中の足裏の痛み

 

などの症状が現れ、悪化すると「骨棘」といって骨のトゲが出来てしまうこともあります。


■偏平足

偏平足とは、本来あるはずの「土踏まず」の部分がなくなっている状態です。

原因は、

  • 生まれつき
  • 長時間の立ち仕事
  • よくヒールを履く
  • 運動不足や加齢による筋力の低下

などが考えられ、足が疲れやすかったり、膝の痛みや腰の痛みにもつながることがあります。


■外反母趾

外反母趾とは、足の親指が小指の方に向かって曲がった状態をいいます。

特に女性に多く、変形が進むと痛みで歩けなかったり、身体の他の場所にまで様々な影響が

出ることもあります。

原因は、

  • ヒールやストッキングをよく履く
  • 運動不足
  • 体質や遺伝
  • 歩き方(足の指を使わずにペタペタ歩く)

などが考えられます。


■シーバー病

 シーバー病とは、小学生くらいのスポーツをしているお子さんで「かかとが痛い」という場合に見られる疾患の一つです。「骨端線」と呼ばれる骨の成長軟骨に繰り返し衝撃が加わったり

アキレス腱や足の裏の筋肉に引っ張られることにより発生します。