顎関節症
■顎関節症とは？
顎関節とは口を開けたり閉めたりする関節で、
耳の穴の前方に関節があります。
食事や大きく口を開けた時に痛みや違和感、雑音やコクコクした音を感じる
顎の障害の総称をさします。
場合によっては口を開けることが出来なくなってしまったり、
口の開け閉めで痛みが出ることもあり、
最近はストレスなどとも関係性があるといわれている疾患です。
■顎関節症の原因
顎関節症の原因で最も多いと言われるのは
歯の噛み合わせや歯ぎしりや食いしばりと言われています。
更に日常生活やストレスによって歯ぎしりなどは頻度が増すといわれています。
また、顎は頭の骨に対してぶら下がっている状態なので
身体の歪みによって横に曲がったりすることもあります。
これらの原因によって顎関節を動かしている咀嚼筋という筋肉が緊張し、
顎関節に負担がかかり、顎機能障害（口を大きく開けたり、強く噛んだりできない）が起こります。
■顎関節症の治療
顎関節の治療は上記もありますように全身の背骨などの歪みと関係がありますので
カイロプラクティックで身体の歪みを整えます。
また、咀嚼筋といわれる顎を動かす筋肉の緊張を緩め、
顎関節を直接さわり、関節の可動域を広げるように治療します。
基本的に顎関節の治療は『口が開かない』、『口を開けると痛い』という症状に対して行うことが多く、
よく『カクカクする』などの引っ掛かりや雑音などの症状に対しては
完全にとりきるのは難しいとされています。
また歯医者さんなどでマウスピースを作ってもらうことも効果的です。