坐骨神経痛

■坐骨神経痛とは?

人の臀部には人体で最も太いとされる神経の坐骨神経があります。

この坐骨神経が何らかの影響で圧迫されて起こる

臀部、太もも、下腿、足部などにしびれや痛みを出す症状を坐骨神経痛といいます。

 

ここで気をつけなくてはいけないのは坐骨神経痛は病名ではなく症状です。

つまり他に原因があって初めて坐骨神経痛が起こります。

 

坐骨神経痛の原因となるのは

 

多くは椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの椎間板の疾患があって起こります。


■坐骨神経痛の治療

坐骨神経を直接圧迫しているのが梨状筋という筋肉です。

本来は股関節の外旋筋ですが、椎間板に問題がある方はこの梨状筋が硬くなります。

硬くなった結果、梨状筋が坐骨神経を圧迫し坐骨神経痛がでます。

 

梨状筋は長時間の同じ姿勢もそうですが、

冷えにも弱く、冬だけ坐骨神経痛を起こす方もいらっしゃいます。

 

 

この梨状筋を緩めます。

直接指圧をして梨状筋を緩める方法もとりますが、

ご自分ではストレッチが効果的です。

 

 

しかし、上記にありますように

坐骨神経痛の原因は椎間板の疾患です。

根本的な解決は椎間板の治療を行います。

  →プロテック

  →COX


■坐骨神経痛のストレッチ

※画像をクリックすると拡大できます

 

痛い方の足のくるぶしが反対の膝の上になるように組みます。

このまま上半身を前に倒していき、お尻が伸ばされている感じがするところで30秒数えます。

さらに、痛い方とは反対に向かって体を捻じりそのまま前に倒して、同じようにお尻が伸びる感じがするところで30秒数えます。