緊張性頭痛

■頭痛の原因の約8割!?

頭痛もいくつか種類がありますが、

その中でも頭痛の約8割がこの緊張性頭痛と言われています。

 

『肩こりから頭痛が起こる』なんて話しを聞いたことはありますか?近年、パソコンによる長時間のデスクワークや

スマートフォンの操作による長時間の不良姿勢などによって

 

首や肩の筋肉の緊張を起こしやすい日常になっています。

 

中でも頸椎と後頭部を繋ぐ筋肉である

後頭下筋群といわれる小さな筋肉が疲れてくると

頭痛に繋がるといわれています。

最近では『首こり』という言い方もされますが、

この後頭下筋群が原因で、首こりや緊張性頭痛が起こるといわれています。

 

片頭痛とは特徴が対照的で勘違いされやすいです。

緊張性頭痛は非拍動性(拍動性=ズキズキと脈打つ)で血行不良から起こります。

分類は以下の通りとなります。

  • 緊張性頭痛 → 頭痛の約8割!!
  • 片頭痛 (血流が良くなると発症)
  • 群発頭痛

■後頭下筋群の緊張の原因

 

  • パソコンやスマートフォンの長時間の使用
  • ストレートネック
  • 乱視などの視力の問題
  • 猫背や巻肩など不良姿勢
  • 歯ぎしりや食いしばりなど顎関節の問題

などの原因が考えられます。

特に、近年はパソコンやスマートフォンの普及により、

ストレートネックの方が非常に増えています。

また、乱視などの視力低下は視界のピント調節をする際に

 

後頭下筋群の緊張を起こすとされています。

■緊張性頭痛の治療

緊張性頭痛の治療は先ほどの後頭下筋群の緊張を

緩める為に、カイロプラクティックで頸椎の可動域を広げ、後頭下筋群への負担を減らします。

更に、頸椎から後頭部を直接触って

後頭下筋群を緩めていきます。

 

ストレートネックがある方には、日常生活での

ストレッチや姿勢について指導をしていきます。

 

単純に筋肉の緊張によるものであれば1回でも効果を感じることができる場合もありますが、定期的な治療をすることで頭痛そのものを少なくしていくことも可能です。

 

肩こりからくる頭痛でお悩みの方は是非ご相談ください。